月別アーカイブ: 2021年7月

9月開催決定!酒種酵母の起こし方と基本のパン作り~酒種パン教室/発酵教室/宝塚・伊丹・川西・三田・西宮・神戸~

2021年7月25日

こんにちは!
兵庫県宝塚市の酒種パンと発酵保存食の教室〔こ・むぎ〕
発酵プロフェッショナルのこうざきりえです。

 

米麹とご飯から起こす
『酒種酵母の起こし方と基本のパン作り講座』
9月の開催決定しました!

 

 

▶酒種酵母について

そもそも「酒種」ってなに?

って思われる方もいらっしゃいますよね。

 

『酒種』とは、パン酵母です。
イーストもパン酵母です。天然酵母と呼ばれる「ホシノ酵母」や「白神酵母」もパン酵母です。

 

その違いは原材料です。

『酒種』は、米麹とご飯から起こす自家製のパン酵母です。

原料は甘酒と同じです。

味噌や日本酒など日本の調味料と同じ国菌である「麹」を使った「酒種」は、日本人の味覚にとてもあっています。

 

 

 

▶この講座ではこんなことを学びます

★イーストや他の自家製酵母との違い(座学)

酒種酵母の起こし方と保存、管理の仕方(座学&実習)

基本のパン作り(実習2種類)

パン以外への活用方法など

座学にしっかり時間をとって、パン酵母の原理や酵母の起こし方を学びます。「基本がわかれば応用できるようになる」というのが当教室のポリシーです。

 

▶受講生の声(アンケートより)

・他の自家製酵母より管理が簡単でこれならできると思った。

・理論をとても丁寧に教えていただき、わかりやすかった。

・酒種で作ったパンは翌日でも本当にしっとりして美味しい!

・レシピには載っていないパンの知識が習えてよかった。

「丁寧でわかりやく」をモットーに、またアフターフォローもしっかりさせていただいていますので、初めての方でも安心して受講できます!

 

▶講座のご案内

1回単発講座になっているので、

酒種酵母パンを体験してみたい方や自家製酵母に興味がある方には最適です!

日程等の詳細はこちらのリンクから

〔酒種酵母の起こし方と基本のパン作り講座〕

 

お問い合わせ

 

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パン生地がベタベタする!夏の酒種パン作りでおさえたいポイント②~酒種パン教室・発酵教室/宝塚/伊丹/川西/西宮/神戸/三田~

2021年7月20日

こんにちは!
兵庫県宝塚市の酒種パンと発酵保存食の教室〔こ・むぎ〕
発酵プロフェッショナルのこうざきりえです。

 

先日書いた『夏の酒種パン作りのポイント①』の続きのお話です。

 

その後の工程にとても影響するから、パンを捏ね上げた時の生地温度がとても大事だというお話をしました。

①生地温度が上がってしまうとベタベタ以外にどんなことが起きるのか

真夏は捏ね上げ温度が30度を超えてしまうと、生地がベタついて生地扱いがとても難しくなります。
そして発酵が早く進みすぎます。発酵が早いのは悪いことばかりではないのだけど、注意してないとあっという間に発酵オーバー(過発酵)になってしまいます。

 

「過発酵」とは、その名のとおり発酵が進みすぎてしまったこと。
過発酵になると、生地の中のガスが抜けてしまって弾力が無くなり、オーブンの中で膨らむ力がないので、ペシャッとしたパンになります。
焼きあがったパンは、過発酵によって糖が分解されてしまっているので甘味もなくパサパサしています。
そして酸味が出てしまい発酵臭がきつくなります。

つまり本当に不味いパンになります( ノД`)シクシク…

「cotta」というサイトに、とても分かりやすく書かれているので是非参考にしてください!

 

②もし捏ね上げ生地温度が上がり過ぎたらどうしたらいいのか

冷やす!

これしかないです(^-^;

捏ねた生地をボールなどに入れて、氷水をはったボールや鍋などにボールごとつける。

原始的だけどこれが一番いいです。
そのとき、生地の中のボールに水が入らないようにだけ注意してね!

そして生地の中心温度を下げてください。

中心温度が25度くらいに下がれば氷水を外してもいいけど、酷暑のときはそのままつけておいて室温発酵させてもいいと思う。
(私は先日オーバーナイト発酵でこれをやりました)

 

 

ここまで読まれた方はわかったと思いますが、パン作りにおいては「温度計」が必須です!

1本持っていれば一生使える(大げさ!)ので、是非購入お勧めしますヽ(^。^)ノ

 

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パン生地がベタベタする!夏の酒種パン作りでおさえたいポイント①~酒種パン教室・発酵教室/宝塚/伊丹/川西/西宮/神戸/三田~

2021年7月19日

こんにちは!
兵庫県宝塚市の酒種パンと発酵保存食の教室〔こ・むぎ〕
発酵プロフェッショナルのこうざきりえです。

 

梅雨があけて気温がどんどん上がる時期、パン作りもちょっと難しくなってきます。

この時期よく聞かれるのが「パン生地がベタベタする」です!
特に酒種パンは、もともと生地がベタつきやすいのに、暑くなるとさらにベタベタしやすくなります。

これは生地温度が上がってしまったからです。

 

教室でいつもお話しているのは、

「捏ね上げた時の生地温度」がすごく大事

だということ!

 

イーストに比べて発酵がゆっくりな酒種パンは、特に一次発酵がとても大事です。

一次発酵がちゃんとできていれば、パン作りは8割成功と言えるくらい、一次発酵は大きなポイントです。

 

その一次発酵に一番影響を与えるのは
「捏ね上げ生地温度」

 

そして捏ね上げ生地温度を左右するのは、

①室温=環境温度
②材料の温度(特に水温)
③捏ね方法(手捏ねか機械捏ねか)

です。

 

いつも教室で
「捏ね上げ生地温度は26~30度の間で」
と言っています。

これは、夏と冬でも変わってくるけど、
夏の暑い時期は24~27度くらいで抑えたいですね。

 

何も考えずに捏ね作業をすれば、冬場は寒いので捏ね上げ生地温度が10~20度くらいなるし、真夏は27~35度くらいになります。

生地温度が30度を超えてしまうと、生地はベタついてきます!
(もちろん、水分量によっても違うけど…)

室温はエアコンなどで調整するくらいしかできないけど、電気代考えると年間通して一定温度を保つのは難しいですよね。

そうなると、②の材料の温度で調整するのが一番簡単です。

 

具体的に言うと、

〔7~9月の真夏の場合〕
・材料を全て冷やす
・水の温度を下げる
・(ホームベーカリーなら)ケースを冷やす

です。

 

私はこの時期「氷水」をつかって、水の温度を10度以下にもっていきます。

 

それでも捏ね上げ生地温度が25度くらいまで上がります(機械捏ねです)。

 

なので何も考えずに作業していたら、当然生地温度は30度を超えてきます。

そのまま一次発酵にもっていくと、当然生地もベタベタしてしまうのです。

 

では、

生地温度が上がってしまうとベタベタ以外にどんなことが起きるのか…
もし生地温度が上がり過ぎたらどうしたらいいのか…

とても長くなるので、次回お話しますね。

 

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