宝塚の発酵教室 こむぎ

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帰省する度に思う「歳をとるということは…」
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帰省する度に思う「歳をとるということは…」

2018.06.10

宝塚のパン教室こ・むぎのこうざきです。

今日はプライベートなお話なので、興味のない方はスルーしてくださいね(^-^)

 

私の実家は遠く横浜市で、80代の両親が暮らしています。要介護4で認知症が進んだ母を、大病で何度か手術して今は週1のリハビリに通ってる父と、車で30~40分ほどのところに住む妹が通いで看ています。

母は毎日認知症のデイサービスに通い、週3日のお泊まりもしているけど、全面的に介助が必要な日々。

 

今回は母を施設にお願いするかどうかを話し合いたくて帰省しました。

もちろん妹は前々からケアマネさんとも相談して、父が決断すれはいつでも入所に向けて動いてくれる準備はしてくれてるんだけど、とにかく父が決断出来ない💦💦

母は認知症を発症して7~8年になるし、今や娘のこともわからなくなっているのに、未だに現実を受け入れられない父。

「なんでこんなことになったのか」「治らないのか」「昔はこうだったのに…」など、もう言ってもどうしようもないことを言い、何も出来ない母を「情けない」と責める。
父は典型的な男尊女卑の人で、妻は夫の面倒をみるもの、男が家事をやるなんてありえない、親の面倒はこどもがみるもの…と思っています(^^;)

 

結論から言うと、結局のところ決定にまでは至らずで、私としては父の決断を待ってても話が進まないから、私たちで「こうしよう」と半ば強引に決めた方がいいんじゃないかと妹に言うと、妹曰く「それで特養に入ったとして、恐らく1年くらいで寝たきりになるし(妹は看護師で施設でも働いてたことがある)、それを後からグチャグチヤ文句言うに決まってる」と。

そして一人暮らしになる父の面倒を見なきゃいけないことになるのがしんどいと。

そりゃそうだなよなぁ…

 

母のことを思ったら、少人数のグループホームに入れてあげたい。でも父の今後の生活のこともあるし、金銭的に厳しい。

 

妹は長年の確執から父と折り合いが悪く、とにかくもう父とできるだけ関わりたくないわけで、できれば二人とも施設に入って欲しいと考えている。

私は3人に何ができるのか・・・

 

 

歳を重ねるということは、悲しいことだなぁと思う。

健康で豊かな生活(お金だけじゃなく気持ち的にも)が送れればシアワセだけど、残念ながら私の身近でそんな老後を送っている人はほとんどいないから、歳をとるってことは悲しいことだとしか思えない。

自分の20~30年後はどんなふうになるのだろうか…
いや、もちろん今は「絶対こんなふうにはならないぞっ」と思ってはいるけど、なにしろ身近にロールモデルがいないからなぁ…

 

「歳を重ねるってこんなに素晴らしいことだよ」って、私に示してくれる80代以上の人いないかなぁ…

 

 


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