こんにちは!
兵庫県宝塚市の発酵保存食教室
発酵プロフェッショナルの糀本りえです。
今日は「砂糖への依存」について、私自身の経験を交えてお話ししたいと思います。
私はもともと甘党です。
なんていっても40代で製菓学校にいって製菓衛生師の免許をとったくらいですから(笑)
以前、和菓子屋で働いていた頃のこと。
毎日美味しい和菓子に囲まれて、幸せな環境でした。
でも…
・食後に必ず甘いものが欲しくなる
・甘いものを食べた後は必ず眠くなる
・「食後のデザート」が習慣になっていた
当時は「こんなものかな」と思っていましたが、今になって振り返ると、これって砂糖への依存だったのかもしれません。
でも甘いものを常食している以外に
野菜はたくさん食べていたし
脂ものは控えていた(苦手だった)し
ジャンクフードはほとんど食べない
という生活をしていたので、自分では「健康的な食生活」って思っていました。
和菓子屋を辞めて、生活が変わってから気づいたんです。
甘いものを控えめにしていたら、不思議なことに…
・食後のデザート欲求がなくなった
・午後の眠気も減った
・甘いものを「特別な楽しみ」として味わえるように
これは砂糖への依存から自然と抜け出せた、ということなのでしょうか?
「砂糖は中毒性がある」ということを書いてるサイトもあります。
血糖値やインスリンやドーパミンという言葉がたくさんでてきますよね。
私は学者ではないので「中毒性があるかどうか」本当のところはわからないです💦
でも確かに砂糖がたくさん入っているお菓子などを辞めたら
いつの間にかほしくなくなった…ということは確かです。
私たちの体は、適度な糖分を必要としています。脳を働かせるためのエネルギー源として、糖は欠かせません。
問題なのは、「過剰摂取」や「依存的な食べ方」。
砂糖は決して敵ではないということ。
甘いものには心を温かくする力があります。お茶菓子と共にほっと一息つく時間は、私たちの暮らしに寄り添う大切な習慣です。
大切なのは、自分の体と心の声に耳を傾けること。
必要以上に制限するのではなく、楽しみながら程よい距離感を見つけていければいいのかなと思います。
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