宝塚の発酵教室 こむぎ

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レシピの時間や温度について
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レシピの時間や温度について

2018.11.07

今日はちょっと真面目なお話です(^-^)

パンのレッスン中に生徒さんによく話すこと、それは
「レシピの時間や温度について」

 

本やネットに書かれているとおりに作ったのに、なんだか上手く出来ない、ホームベーカリーで作ると美味しくない…ということはありませんか?

または、大勢で習ってる教室で、皆と焼き上がりが違う、なんか自分のだけ発酵が遅い、または凄く膨らんでる…なんてことはないですか?

私も昔はよくありました(^-^)/

 

私はパン作りにおいてレシピに書いてある時間って、目安でしかないと考えています。

パンは発酵食品なので、その日の気温、湿度、手ごねか機械か、作る人の手の温度や作る環境、生地扱いが慣れているのか慣れていないのか…等々が影響します。

具体的に言うと、

レシピに「ぬるま湯」と書いてあるからと、真夏のパン作りにぬるま湯を使って機械で捏ねたら、あっという間に生地温度が30度を越えます。

例えばベーカーズ%で1.5%のイーストを使っていたら、レシピでは一次発酵が40分と書いてあっても、真夏は室温も高く、ましてや生地温度が高かったら、40分も置いたら発酵オーバーになってしまいます💦

 

例えば、真冬にレシピ通りの30度のぬるま湯で「手ごね」をしたら、生地温度が20度以下になることもあります。

それなのにレシピ通り40分で一次発酵終わらせたら、発酵完了していない硬い生地のまま分割することになりかねません。

 

例えば丸めや成形の作業を、強い人と弱い人が同時にしたら、生地の緩む時間も違ってきます。同じ時間ベンチタイムを置いたら、片方はまだ緩まず、片方は緩みすぎ…ということもおきます。

 

パンは発酵食品、「いきもの」です(^^)

家庭製パンは、おうちにある材料や道具を工夫して、自分時間に合わせながら作っていけるものです。

なのでレシピの時間はあくまでも目安で、その時々の状況に合わせて変えてゆけるものです。

 

そういったこともレッスンの中でこまかくお伝えしています。

是非1年を通してパン作りをしてほしいなぁと思います(^^)

 

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